講習会名称(テーマ) |
【オンライン同時開催】事例から学ぶため池改修(補修・補強)設計研修会(IN広島) |
講習地 |
会場名 |
ZOOMミーティングを使用した双方向方式の講義(発信場所:エイムアテイン博多駅前会議室) |
住所 |
福岡県福岡市博多区博多駅前3丁目25-24
八百治ビル5F、6F |
日時 |
開催日 |
2023年 07月 13日
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終了日 |
2023年 07月 14日
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時間 |
10 : 30 〜 16 : 50 |
備考 |
・2日目は9:50~16:50
・初日の受付は10:00から実施します。
・業務予定などの都合による参加者交代は可能です。
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申請締め切り日 |
2023年 06月 30日
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定員 |
0 / 60 |
料金 |
\ 36,300 |
料金備考 |
・料金は消費税込みの金額です。(消費税抜き:33,000円)
・定員は、会場20名、オンライン40名です。
・会場参加申込が少数の場合は、オンラインのみの開催になる場合
がございます。
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講習会の目的 |
近年、大雨・集中豪雨に伴い、ため池の決壊が多発している。ため池のほとんどが江戸時代に造られたもので、老朽化したため池が多い。堤体からの漏水 、堤体形状の変形・浸食・高さ不足 、洪水吐や底樋の機能不足など安全上の問題を有している。本研修会は多くの事例を踏まえ、上記問題に対処するための調査・計画・設計・施工技術を学ぶものである。2日間、演習も含めじっくりと実務・実践研修を行うものである。 |
講習会の内容 |
講師プロフィール
氏名 伊藤 純仁
所属 株式会社日設コンサルタント 代表取締役
資格 技術士(総合技術監理部門、農業部門)、一級土木施工管理技士、
一級土木施工管理技士、畑地かんがい技士、測量士、第2種情報処理、第2種下水道検定
実績 老朽ため池に関する調査、計画、実施設計及び施工監理、老朽ため池に関する技術士会・各県農業土木技術連盟等での講習会多数、JICA(KITA)「総合水資源管理」コース講習会
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[1日目]
1.概 説
□ ため池の概要(パイピング、歴史、現状、今後の展望、堤体の老朽化 )
□ ため池の定義(設計基準、基準の変遷、各県における基準)
2.近年のため池被災事例
□ 不可抗力に起因する事例( 老朽化、異常気象 )
□ 人為的なミスに起因する事例( 設計、施工監理 )
3.ため池の構造についての基礎知識
□ 土質関係の基礎知識 (土質の考え方、室内土質試験結果の読み方)
□ ため池の構造(基礎処理、堤体、洪水吐、斜樋、底樋、土砂吐、法面保護工)
□ 各種堤体改修工法(前刃金工法、グラウト工法、シート工法 、ブランケット工法)
4.施工における留意点
[2日目]
5.堤体設計の考え方
□ ボーリング調査結果の理解( 地質図の判断、堤体基礎地盤、現場透水試験値 )
□ 耐震を考慮した設計事例(解析事例)
6.洪水量算出・各施設の考え方
□ 設計洪水量の算出(確率の考え方、アメダス利用、採用降雨)
□ 各構造物の考え方(堤体、洪水吐、斜樋、底樋、土砂吐、法面保護工)
7.各施設の考え方
□ 洪水吐等の施設の考え方
□ 堤体安定計算の考え方
8.施工監理における留意点
9.新工法
□ 設計における新工法(氾濫解析、底樋管更生、堤体・洪水吐切下げ、リサイクル刃金土)
□ 機器利用による調査(堤体電気探査、底樋管内撮影用カメラ、ドローン )
10.演習
□ 基礎資料、写真等の配付、堤体標準断面の検討
□ グループ討議
□ 設計結果発表と質疑応答
□ 老朽ため池計画・設計に関するQ&A
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その他 |
下記の資料 資料1:プログラム 資料2:ご案内 資料3:申込書 |
CPD単位 (学習ポイント) |
10.0 point
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